前回の記事で、ワクチンの学者が製造企業から賄賂を受け取っていることをお話しました。
〇予防接種行政と企業の癒着。賄賂でズブズブの関係である証拠。
予防接種行政の人は賄賂を受け取っているのですから、我々庶民のために、働いているとは到底思えません。
彼らは企業にとって有益な情報を発信しているだけです。
そうでなければ、本当に有益なワクチンを製造しているなら、賄賂を渡す必要がないからです。
なので、予防接種行政が発信する情報には嘘があります。
その嘘の情報の一つに「インフルエンザワクチンの有効率は60%」があります。
○厚生労働省 インフルエンザQ&A
サイトや論文によって有効率の数値は変わってきますが、
今回はその有効率が0%ではないかと思われる証拠を一つ提示します。
先ず、「有効率」についてです。
————- 「労働省 インフルエンザQ&A 」より転載
「インフルエンザワクチンの有効性」は、ヒトを対象とした研究において、「ワクチンを接種しなかった人が病気にかかるリスクを基準とした場合、接種した人が病気にかかるリスクが、『相対的に』どれだけ減少したか」という指標で示されます。6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。「インフルエンザ発病防止に対するワクチン有効率が60%」とは、下記の状況が相当します。
・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)
・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%
——————-転載ここまで
要するに、接種をしていない人が100人発病していたら、ワクチンを打っていれば、60人はインフルエンザに罹らないかったであろうということです。
「ワクチン賛成派」がインフルエンザワクチンの有効性を示すときにはしばしばこの「有効率」が用いられています。
その一方で、「ワクチン反対派」の主張で多いのが、インフルエンザウイルスは変異が多く起きるために、その変異したウイルスの抗体を作っておくことは不可能に近いというものです。
このようにワクチンを調べていると相反する情報がたくさん出てきて、結局、明確な結論が出せないまま、調べることが嫌になって止めてしまう人がほとんどだと思います。
そもそもの話、庶民は変異しているウイルスを見ることができませんし、有効率を調べることもできません。
どちらかの意見を信じるしかないのです。
そして、どちらの方が信用できるかを突き詰めて考えると、それこそ膨大な情報量が必要になってきます。
なので、今回はワクチン推進派の情報とワクチン反対派の情報を抜きにして、「インフルエンザワクチンはまったく効果がない」と言える一つの根拠を示します。
言うまでもありませんが、インフルエンザウイルスは毎年のように人類に猛威をふるっています。
免疫機能がひどく低下している人であるなら、インフルエンザウイルスによって死亡者が出るほどです。
また、日本経済に打撃を与えているともよく言われます。
では政府はどのような対応をしているでしょうか。
毎年ワクチンを接種するように勧めているだけです。そのインフルエンザワクチンの効果を明確に示しません。
インフルエンザの効果を調べても、「有効率」を言い張るものか、以下のとんちんかんな論文のものばかりです。
○ 成 人 にお ける不 活 化 イ ン フル エ ンザ ワ クチ ン1回 接 種 法 の有効 性 につ いて
毎年1000万人近くがインフルエンザにかかっているのに、上の論文では症例数が少なすぎます。
というより、もっと簡単にインフルエンザの有効性を示す方法があります。
それはアンケートです。
アンケートの項目に「インフルエンザのワクチンを接種したか」「今年、インフルエンザに罹ったか」の2つだけでも、その有効性を示すことができます。
職場や学校でアンケートを取れば、「集団免疫」を調べることもできます。
また、インフルエンザワクチンの接種率が同じであるにも関わらず、流行する群と流行しない群があった場合、アンケート結果より仮説を立てて立証すれば、流行の原因を突き止めることができるかもしれません。
いずれにせよ、アンケートを取るだけで、インフルエンザワクチンの有効性を毎年示すことができるのに、それをしないのは有効性を示すことができないからでしょう。
最近ではインフルエンザワクチンに反対する人が増えてきました。そのような状況でも、ワクチン推進派はただ「有効率」の話をして終わらせる。
また、小難しい論文で終わらせています。
これでは、煙に巻いているようにしか見えません。
本当に一般国民のことを思い、インフルエンザワクチンが有効であるなら、そんなことはありえません。
インフルエンザワクチンに効果があることの証拠を毎年提示できるはずです。
有効性の証明は難しくありません。アンケートを取るだけです。
以上をまとめると、インフルエンザワクチンの有効性を簡単に示すことができるのに、それをせずに「有効率」だけを言い張っている状況から、「インフルエンザには効果がない」と考える方が自然だと思います。