インフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)ワクチンは有害でしかない。

「ヒブワクチン」には髄膜炎などの重篤な感染症を予防する効果があり、「副作用のリスクを考慮してもワクチンを打つことが有益」だというのが世間一般の認識になっています。

—————(「予防接種と子供の健康」2018年度版p15 より引用)
インフルエンザ菌、特にb型は、中耳炎や副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症(侵襲性感染症とも言います。)を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。Hibによる髄膜炎は2010年以前は5歳未満人口10万対7.1~8.3とされ、年間約400人が発症し、約11%が予後不良と推定されていました。生後4ヶ月~1歳までの乳児が過半数を占めていました。(厚生科学審議会感染症分科予防接種部会の資料による。)現在は、Hibワクチンが普及し、低侵襲Hib感染症は激減しました。
————— (引用ここまで)

ですが、事実は違います。その理由をご説明いたします。

先ず、「Hibワクチンが普及し、Hib感染症は激減した」ということについてです。

これは「ヒブワクチン」について調べていると頻繁に目にするフレーズになります。

では、このフレーズの根拠はどこにあるのでしょうか。

ネットで調べていると以下の記事を見つけました。
小児の侵襲性細菌感染症 最近の話

新しく導入されたワクチンの効果と安全性 


確かにワクチンの専門家が作られたグラフや表の結果は読み取れば、「Hibワクチンが普及し、Hib感染症は激減した」と言えると思います……。

ですが、それが真実かどうかは別です。

しかも、表やグラフを見ると違和感だらけです。
なぜ結果のところで2008年から2010年だけを平均にしているのでしょうか。

なぜ一緒くたにしたのでしょうか。不自然です。

2010年以前は毎年約400人が発症したいたそうですが、その毎年のデータを提示すればいいだけだと思うのですが…。

2008年から2010年を平均化しなければ、「Hibワクチンが普及し、Hib感染症は激減した」ということにできなかったのではないでしょう。

そうでないと2008年から2010年だけを平均するような違和感だらけの表や図は作成しないと思います。

また、2007年より以前の年度別のHib髄膜炎の罹患数のデータを調べてもみつかりません。
一応、以下のサイトには少し書かれてありましたが…..。

ヒブワクチンの話

これだけでは何とも言えません。

本来であれば、Hibによる髄膜炎が問題になっていたから、ワクチンが開発されたはずです。

ワクチンが開発される以前のデータ(2007年以前)の詳細を簡単に調べることができていいはずです。

しかし、見つけることはできませんでした。

意図時に「ワクチン推進派」にとって有利なデータだけを提示しているとしか思えません。

意図的にワクチンが有効であるように作られた表を読み取れば、確かに「Hibワクチンが普及し、Hib感染症は激減した」と言えますが、

これを「ヒブワクチンが有効である根拠」と言っていいのでしょうか。

これをどのように解釈するのかは読者の方にお任せします。

というより、そもそもの話、「インフルエンザ菌b型(ヒブ)」は常在菌です。だから予防接種をする必要がない」という話はよく言われます。

私もそのように思います。

「インフルエンザ菌」が「常在菌」であることはネットの常識であります。

—————(「黒部信一のブログ」より転載)
ヒブは一般の健康な乳幼児の鼻やのどに1.4%~5%検出されると言われ、香川県の平成12~14年度の研究では、乳幼児で1.4%、大人でも1.4%検出されました。竹内一のある保育園児の調査では3~11%の保菌率でした。別の報告では、健康な就学前児童と学童では2~5%に保有し、乳児、成人では少ないと言います。アメリカでもワクチンの導入前には、小児の2~5%に保菌者がいました。
————— (転載ここまで)

————— (「子どもと大人のワクチンサイト」より転載)
ヒブ(インフルエンザ菌b型)はくしゃみや咳などで感染しますが、ほとんどは無症状で鼻の粘膜に菌を保有(保菌)します。しかし、とくに1才未満ではヒブが感染して命に関わるような敗血症(はいけっしょう)や髄膜炎(ずいまくえん)、急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)など重症な感染症(侵襲性感染症)を起こす場合もあります。
————— (転載ここまで)

————— (「ヒブの病気の現状からワクチンを考える」より転載)
インフルエンザ菌は常在菌で健康な小児の60~90%に存在
インフルエンザ菌の種類はa~fまであり、bだけがヒブ
3歳以降で抗体保有者が急上昇する報告あり
ワクチン接種前に抗体を持っている率は13.4%の報告あり
————— (転載ここまで)

サイトによって保菌率は異なるものの、「インフルエンザ菌b型(ヒブ)」は「常在菌」です。

「常在菌」についてのウィキペディアの記事が以下になります。

————— (こちらより転載) 
常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。
常在菌の種類は多種多様で、地域環境や生活習慣、および身体の部位により違いが見られる。誤解されやすいが、「健康な身体にも存在する菌」であって「全ての人間が持っている菌」という意味ではない。
基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係にあるものを指すが、免疫力の低下により日和見感染を起こすこともある。

またそれとは逆に、安定して多数で存在することにより、侵入した病原性微生物の繁殖を抑制し、発病を防ぐ効果もあると考えられている。実際、強力な抗生物質の使用などにより常在菌が極端に減少すると、他の細菌やカビなどが爆発的に繁殖し、病原性を示す事がある。
————— (転載ここまで)

保菌していても人に対して何の影響を与えないのは、その菌自体の影響力が小さいからです。もしくは、「常在菌」の種類によっては人間にとって必要だからです。

添付文書に書かれている通り、少量であってもワクチンは体に有害な物質が含まれています。

必要のないものを接種するわけですから、ヒブワクチンは有害でしかないということが言えます。

ワクチンを打たないでください。

痛い目にあってから、「ワクチンは有害でしかない」と気づくようでは遅いです。