乳幼児の抵抗力が低いとされる根拠はあるのか。


一般的に乳幼児(未就学児)は感染症に対する抵抗力が低いとされています。

子どもの免疫とワクチン
日経メディカル 抵抗力の弱い乳幼児での感染拡大に細心の注意を

では、乳幼児の抵抗力が低いとされる根拠はどこにあるのでしょうか。

「乳幼児 抵抗力」などと論文検索をしてもはっきりとした根拠は見つかりません。

そもそも、「抵抗力」などという数値化が難しい言葉なので、検索をかけても、見つからないのが当然なのかもしれません。

おそらく、大人に比べると風邪をひきやすいという事実によって、乳幼児の抵抗力が低いというのが常識化されたのでしょう。

しかし、「風邪をひきやすい」=「抵抗力が低い」というわけではありません。

抵抗力が強くても、周りに風邪菌を持っている人がいれば、風邪を引くことがあります。

逆に、癌治療などで抵抗力が弱くなったしても「無菌室」に入っていれば、感染症に罹患する確率は低くなります。

無菌室 感染症
無菌室(出典はこちら

このように、風邪をひきやすいかどうかは生活環境にも影響されます。

子どもが保育園や幼稚園に通う前は風邪を引かなかったけど、通うようになってから風邪を引くようになったという話はよく聞きます。

それは子どもの抵抗力が弱いわけではなく、生活環境が変わったからです。

子どもが幼稚園や保育園に通っていれば、親の目が届かないわけですから汚い手で食事をしたります。また、新型コロナで密にならないようにとよく言われますが、幼児はじゃれ合いも多く、密になり風邪菌を移し合っています。

従って、乳幼児の感染症に対する抵抗力が弱いのではなくて、単に不衛生が原因だとも考えられます。

この世にはまったく効果がなく、有害でしかないワクチンを打たせたい人たちが存在します。

その人たちがワクチンを打たせる口実を作るために乳幼児は抵抗力が低いという間違った情報を流しているのではないか・・・。

乳幼児は抵抗力が低いと認知させておけば、ワクチンによって体調を崩したしても、ワクチンの有害性に気づきにくくするための布石のようにも思われます。