新型コロナ死亡者数を増やす3つの方法。

 先日、以下の動画が投稿され、ネットで話題になりました。



厚生省から各地方自治体に、コロナ死亡者数の虚偽報告をしろと指示があったそうです。

実際、小池都知事は新型コロナウイルスの感染者数を60人に「乗せる」と言っています。

虚偽の報告ばかりしているから、口が滑ってしまったのでしょう。


感染者数を操作している人でないと、このような言い方は絶対にしません。

なので、コロナ死亡者数の虚偽報告の指示があっても、不思議ではありません。

たとえ虚偽の報告がなかったとしても、新型コロナウイルスの死亡者数を簡単に増やすことができます。

今回の記事では、新型コロナウイルスの死亡者数を増やす3つの方法についてお話していきます。

一つ目は入院中の原因不明の肺炎患者に対してPCR検査をするのです。

以下は医療従事者向けのポスターになります。(出典はこちら

医療従事者向けのポスター
原因不明の肺炎にはPCR検査を

原因不明の肺炎の数は多くないだろうと思うかもしれませんが、そうでもないのです。

誤嚥性肺炎であれば、確信をもって診断できるかもしれませんが、肺炎の原因ついて明確に特定することは簡単ではありません。

もちろん、尿検査で肺炎球菌やレジオネラ菌を調べたり、咽頭を拭って、インフルエンザウイルスなどの原因物質が特定できれば、診断は簡単です。

しかし、肺炎の原因となりそうな細菌やウイルスの検査をしても、原因物質を特定できないことは多々あります。

CT画像の肺炎所見で、ある程度肺炎の原因となる細菌やウイルスが推定可能とされていますが、特定することはできません。

このように、肺炎の原因となる細菌やウイルスが検出されなければ、誤嚥性肺炎を除き、肺炎の原因を特定することは非常に難しいのです。

なので、入院中の原因不明の肺炎患者に対して、PCR検査を実施すれば、新型コロナ陽性者が多数発生し、コロナの死亡者を増やすことができます。

2つ目は入院する際には必ずPCR検査を実施するというものです。

院内での感染拡大を防ぐためという口実で、PCR検査をたくさん行うことができます。

全入院患者にPCR検査が必要


当たり前ですが、身体の状態が悪いため、患者さんは入院します。

病院の特色にもよりますが、入院患者の何%かは容態が良くならずに、死亡します。

もし、入院する際に新型コロナ陽性であった場合、死因をコロナとすることができ、死亡者数を増やすことができます。

以上がコロナ患者の死亡者数を増やす2つ目の方法でした。

最後は、もっと手っ取り早く死亡者数を増やす方法をご紹介します。

死亡原因のわからない遺体に対して、PCR検査を行うのです。

遺体のPCR検査
日本法医病理学会


人間の死因がはっきりしないことは多々あります。

Ai(Autopsy imaging:死亡時画像診断)ではCTを撮像しますが、脳出血や大動脈破裂などのはっきりとした死亡原因が見つかることはあまりありません。

そのような時に、肺炎像があり、PCR検査を行い新型コロナ陽性だった場合、死亡者数を増やすことができるのです。